弁護士・医師 小島崇宏が、第5回医療法学シンポジウム(医療事故調査報告書等と証拠開示手続との関係)においてシンポジストを務めました。

弁護士・医師 小島崇宏が、5回医療法学シンポジウム・医療事故調査報告書、及び、聞き取り調査書等内部資料と文書提出命令等証拠開示手続との関係において、「個人情報保護法と開示手続」と題し発表を行い、シンポジストを務めました。かかるシンポジウムの概要は、下記、開催案内のとおりです。

日時:2015年2月15日

場所: 東京大学医学部附属病院

【開催案内】

「第5回医療法学シンポジウム

 医療事故調査報告書、及び、聞き取り調査書等内部資料と文書提出命令等証拠開示手続との関係」

2015年2月15日 (日) 13:00~17:00 

東京大学医学部附属病院

 

【概要】

 現在、全国の医療機関において、医療安全を目的とした院内事故調査が行われています。また、平成26年6月、紆余曲折を経て、いわゆる医療事故調査制度が創設されることとなり、平成27年10月以降には、医療事故調査・支援センターにおいても事故調査が行われることとなります。

 これらの調査において行われる聞き取り調書や事故調査委員会での議事録、内部検討のための意見書といった内部文書や事故調査報告書といった各種文書は、医療安全のために収集、作成されたものであり、責任追及や説明責任といった目的外に使用されることが許されないのは当然のことです。

 しかし、その一方で、民事訴訟における文書提出命令のように、法律に基づく強制的な文書開示手続が存在します。これらの手続きを用い、責任追及のため等に内部文書や事故調査報告書が用いられることとなれば、折角の医療安全のための制度が崩壊してしまいます。

本シンポジウムでは、個人情報保護法、民事訴訟法、刑事訴訟法上、どのように文書開示手続が定められており、判例はどのように考えているのかを明らかにし、院内事故調査や医療事故調査制度が円滑に進むためにはどのような対応が必要かを検討します。

司法と医療の相互理解の促進という「医療法学」の世界に是非、触れてみてください。

【プログラム】

13:00~13:10 開会のあいさつ

古川俊治(慶應義塾大学法科大学院教授・医学部外科教授:医師、弁護士)(予定)

13:10~13:30 医療事故調査の実際 医療安全を目指す上で必要な事項

山田 奈美恵(東京大学医学部附属病院総合研修センター特任助教:医師)

13:30~13:50 個人情報保護法に基づく開示請求

小島 崇宏(大阪A&M法律事務所:医師、弁護士)

13:50~14:10 民事訴訟・保全において用いられる開示手続

山崎 祥光(井上法律事務所:弁護士、医師)

14:30~14:50 刑事捜査・訴訟において用いられる開示手続

大滝 恭弘(帝京大学医学部准教授:医師、弁護士)

14:50~15:10 患者側弁護士からの視点

米山 隆一(おおたか総合法律事務所:医師、弁護士)

15:10~15:30 患者側弁護士からの視点

大磯 義一郎(浜松医科大学医学部教授(医療法学)、帝京大学医療情報システム研究セン

ター客員教授:医師、弁護士)

15:50~16:50 パネルディスカッション

16:50~17:00 閉会のあいさつ

土屋 了介(公益財団法人癌研究会理事 神奈川県顧問 地方独立行政法人神奈川県立病

院機構 理事長)(予定)


大阪・梅田駅より地下鉄3分
御堂筋線淀屋橋駅より徒歩4分
06-6233-8666(平日9:30~18:00)